シングルマザーにも心のゆとりを!
こんにちは ”あずき” です。
◎子供の学費を稼ぎたい40代のシングルマザー。
◎WEBマーケターを目指して、日本トップクラスのマーケティング講座に在籍中。
◎業界未経験で0から勉強中。
◎目標は1年後に副業収入20万円
私と同じように「稼ぎたい!」と思われているシングルマザーのお役に立てたら嬉しいです。
あなたは「フェムテック」や「フェムケア」という言葉をご存知でしょうか?
このような事を1つでも思ったことはありませんか?
◎ひどい生理痛
◎月経前症候群(PMS)
◎不妊治療
◎更年期治療
◎膣トレーニング
他にも様々ありますが、これらは全て「フェムテック」として取り扱われる「女性特有の健康課題」となります。
最近はテレビニュースなどでも「フェムテック」や「フェムケア」という言葉が取り上げられるようになり、様々な製品やサービスも生まれてきております。
女性特有の健康課題に取り組んでいる「フェムテック」は、これから急成長していく市場としての期待度が、たいへん高いものとなっているのです。
実際に経済産業省の発表では、
2025年までにフェムテックの市場は「2兆円に達する」と推定されているほどです。
そんな急成長中の「フェムテック」、様々な場面でマネタイズのチャンスがあるはず。
など、いろいろな可能性があるかと思います。
そして、今あなたが抱えている女性特有の健康課題を解消するヒントもあるはず。
知っておいて損のない情報かと思いますのでぜひご参考にしてください。
◎フェムテックとフェムケアの違いがわかる
◎フェムテック市場の必要性が理解できる
◎今後のビジネスチャンスへの準備が整う
フェムテックとは
フェムテックとフェムケアの違い
Female(女性) X Technology(技術)の造語で、女性のライフステージにおける健康や課題を解消していく商品やサービスのことを指します。
2012年、デンマーク出身の女性起業家 イダ・ティンさんが月経アプリへの投資を募集する際にこの言葉を用いたのが最初だといわれています。
Female(女性) X Care(ケア)の造語で、女性の身体や健康をケアする製品(グッズなど)のことを指します。
つまり、フェムテックはフェムケアよりも広い意味で女性の健康を支える「解決策」についての事を指し、フェムケアはその解決策の1つとしての製品(グッズなど)を指します。
フェムテック市場は国もバックアップしている
欧米では2010年頃から市場が拡大されてきているフェムテック市場ですが、日本では遅れる事10年後の2020年10月に「フェムテック振興議員連盟」が発足されることとなりました。
この年を日本における「フェムテック元年」と呼ばれています。
会長は自民党の野田聖子議員が務めているということでテレビやネットニュースでもよく取り上げられていました。
連盟では、
とされ、女性が生きやすい社会の構築と、新たな市場の想像を促す策定の総会が開催されています。
この総会で議論されたことにより、2022年4月より不妊治療が保険適応となっています。
また経済産業省ではフェムテックを推進する企業や自治体などに向け「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」という補助金制度の用意もされています。
つまり国もフェムテック市場の発展をバックアップしているということです。
フェムテックの認知度と期待度
SOMPOひまわり生命が全国の20代〜60代の働く女性1,000名(各年代200名ずつ)にフェムテックについてのアンケート調査を実施した結果を確認してみましょう。
日本国内におけるフェムテックの認知率は、2022年で「5.7%」にとどまっています。
しかし2021年の調査時には「1.9%」だったことから、徐々にではあるものの、認知度が高まってきていることがうかがえますね。
また、フェムテックについて、約6割が期待できると回答しており、今後のフェムテック関連サービスの更なる盛り上がりが期待できる結果が出てきています。
出典:「SOMPOひまわり生命調べ」
また2021年の「2021ユーキャン新語・流行語大賞」に「フェムテック」という言葉がノミネートされました。
2020年から日本にて徐々に知られることとなった「フェムテック」ですが、そこからわずか1年でのノミネートです。
ここからも世の中の「フェムテック」への関心度がうかがえるかと思います。
フェムテックで取り上げられている女性の健康課題6つ
出典:経済産業省「働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)」
経済産業省では女性の健康課題を「健康課題分野」として6つのカテゴリに分け、それぞれの項目の課題を次の通り見解を示しています。
簡単にご紹介いたします。
出典:経済産業省「働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)」
女性の健康課題が及ぼす日本の経済損失
「4900億円」
この数字は日本で月経痛やPMSなどの症状により、生産パフォーマンスが低下することによる「経済的損失額」を経済産業省が報告しているものです。
これに伴う医療費を加えると社会経済負担は「7000億円」に迫ると言われています。
何だか大きすぎて理解が追いつかない数字ですね。
そしてお気づきでしょうか?
この数値は、6つの健康課題のうちの1つである「月経」だけの経済損失額なんです。
月経により仕事のパフォーマンスに影響を受ける人の割合
下のグラフは「月経に関連した症状による仕事のパフォーマンスへの影響(元気な状態を10点とする)」を表しています。
参照:経済産業省
「45%」という約半数の女性が仕事のパフォーマンスが半分以下に落ちると回答しています。
パフォーマンスに全く変化は現れないという回答はわずか「6%」となっています。
月経による健康課題に何らかの対処をしている人の割合
下のグラフは「月経に関する症状への対処」の割合を示したものです。
参照:経済産業省
このように月経による何らかの症状に対して、対処をしていないという人の割合も多く、
「生理痛は病気じゃない」
という間違った言葉の犠牲となっている女性が大勢いることがわかるかと思います。
女性の労働人口は増加している
総務省の調査によりますと、2021年の女性労働人口は平均で「3075万人」とされています。
男性は「3803万人」とされており、もちろん男性の労働人口の方が多いですが、2011年の調査と比べると、男性は「0.6%」減少しているのに対し、女性は「10.4%」増加しているんです。
女性の社会進出が年々増していく中で、このような問題を放置するのは、日本という社会においての損失が年々増していくことが容易に想像できますね。
国がバックアップしていくのも納得がいけるかと思います。
対処すれば経済効果「2兆円」、対処しなければ経済損失「5000億円」
フェムテックサービスのいろいろ
実際に世の中にどのような「フェムテック」関連のサービスがあるのかご紹介していきます。
話題の生理用品
◎オーガニックコットンのナプキン
通常のナプキンは塩素系漂白剤が使用されており、また吸収力を高めるために「合成ポリマー」というものが使用されています。
その合成ポリマーは経血を吸収してジェル状に固まるのですが、その際、膣を冷やしてしまうというデメリットがあります。
分かりやすく言いますと、「冷えピタ」を張り付けているのと同じような感覚ですね。
膣が冷えると子宮が冷え、生理痛が酷くなってしまうことも。
そこで今注目を浴びているのが、塩素系漂白剤不使用、合成ポリマー不使用のオーガニックコットンのナプキンです。
敏感肌でかぶれやすいという方をはじめ、生理痛が酷い方は1度試してみる価値はあるかと思います。
おすすめのオーガニックコットンのナプキン
コットン・ラボ オーガニックコットンナプキン羽根つき18個(¥312)
ソフィはだおもい オーガニックコットン 羽根つき15個(¥391)
◎月経カップ・月経ディスク
月経カップや月経リングは、生理中に膣内に挿入して経血を溜めるシリコン製のカップやディスクのことです。
一定時間おき、経血が溜まったら経血をトイレへ捨てる。
製品は洗って煮沸消毒をすれば繰り返し使用できるため、経済的で環境に優しいということで注目が集まっています。
月経カップと月経ディスクのおすすめ
【月経カップ】ソフィソフトカップ 本体1個ポーチ付き(¥4,980)
MOLALA国産の月経ディスク使い捨てタイプ9個入り(¥5,792)
卵巣年齢をチェックできる簡易検査キット
製品に含まれる専用ツールを使用して0.1ml以下の血液を採決後、検査センターに送ると約2週間程度で結果が届くとされています。
また検査結果はスマホやPCで専用のウェブサイトにアクセスすることにより確認が出来ます。
卵巣年齢をセルフチェックできる検査キットFcheck(¥21,978)
卵子は女性が胎児のときに作られ、生まれた時に個数が決まっています。「卵巣の中に残っている卵子の数の目安を「卵巣予備能」といいます。卵巣予備能を何歳の平均と同じ水準か表したものを、卵巣年齢と呼んでいます。
この卵巣年齢は、卵子の周りの細胞から出るホルモンであるAMH(アンチミューラリアンホルモン)の値の測定結果に基づいて算出しています。
【話題の膣トレ】骨盤底筋群を鍛えるマシン
座るだけで骨盤底筋群を鍛えてくれるマシンも登場しています。
30分間に12,000回という振動を骨盤底筋群に与えることにより、筋収縮を引き起こし筋力を鍛えてくれるというものです。
骨盤底筋群を鍛えられるので、産後の尿漏れや入浴後に湯漏れをする人、排尿のキレが悪い方にもおすすめです。
今話題の「膣トレマシン」です。
私も何度か使用したことがあり、1か月くらいの間に合計6回ほど施術を受けたかと思います。
体感としましては、刺激はあるけど痛みはほどんど無かったです。
また2~3回くらいで効果の実感(排尿のキレが違う)がありました。
こんなに早く実感できるのはすごい。という実感でした。
やめてからしばらくは良かったのですが、1~2カ月経過してくると何となく以前の状態に戻ってる感じ。
やはり筋肉なので、衰えますね。
通い続けるか、通っていてある程度良くなってきたら、膣トレのストレッチ等を取り入れて、維持できるようにするのがおすすめです。
こちらのマシンはホットペッパービューティーのエステサロン検索で「膣トレ」と検索すると、いくつか取扱いサロンさんが表示されます。
私が施術を受けたサロンは体験代が1回¥1,980とお手頃価格でした。
大体のサロンが数千円で受けれるかと思いますので、気になる方は1度試してみても良いかと思います。
最後に
いかがでしょうか?
近年では大手企業もフェムテック市場へと続々参入しており、注目度がさらに向上してきているかと思います。
「一人で抱えていた悩みをフェムテックで、テクノロジーで解決できる」
そんな未来がもうすぐそこまで来ている感じがしますね。
◎フェムテックとは今まで女性が一人で抱えていた女性特有の健康課題をテクノロジーで解決へと導くもの
◎女性特有の健康課題が要因で、女性の仕事に対するパフォーマンスが下がってしまっている
◎これだけ女性が社会進出してきている日本においてその損失はかなり大きい
◎その損失を取り戻すのはもちろん、女性がどんなときも快適に過ごせるように導くフェムテック市場はこれからさらに成長をしていく
少し難しい内容もあったかもしれませんが、
これから成長していく「フェムテック市場」を
女性としてぜひ知っておいていただきたいと思い記事にさせていただきました。
あなたの明日が明るくなるよう少しでもお手伝い出来たら幸いです。
ご拝読ありがとうございました。
またお会いしましょう。
あずき🫘